青海省と西蔵(チベット)自治区を結ぶ青蔵鉄道が開通し、西蔵は国内旅行者の人気を集めている。それにともない、布達拉(ポタラ)宮の入場券の売れ行きも好調だ。
ポタラ宮は古い歴史を持つ土と木材を使った建造物で、世界文化遺産でもある。今は修復が行われており、受け入れられる観光客数は限られている。保護を前提とした合理的な利用が求められている。
ポタラ宮が一日に販売できる入場券は2300枚であるのに対し、7月に全自治区が受け入れた観光客は39万1000人。ポタラ宮入場券の需給のアンバランスは、日増しに深刻化している。
写真(1):夕方のポタラ宮広場
写真(2):ポタラ宮の入場券を買おうと並ぶたくさんの観光客
「人民網日本語版」2006年8月16日