3月 2日午後開かれた第9期全国政治協商会議第5回会議の記者会見で、同会議の斉懐遠スポークスマンは、香港のラジオ局記者の台湾問題に関する質問に対し、次のように答えた。
全国政治協商会議は台湾問題解決に向けた中央政府の政策や主張を断固支持する。台湾と大陸は一つの中国に属すものだが、台湾当局は最終的に台湾を中国から切り離すことを狙って「台湾独立を徐々に推進」しており、これは非常に危険なことだ。我々は断固反対する。台湾当局の発言だけでなく、どんな行動をとるかにも十分注意を払う。
中米間の3つの共同コミュニケは、両国の台湾問題に関する基本姿勢を示したものであり、両国関係の政治的基盤を成すものである。ニクソン政権以来、米国の歴代政府はいずれも一つの中国政策を堅持することを表明し、中米間の3つの共同コミュニケを順守している。ブッシュ大統領も先の訪中の際、中国側に対し、台湾問題に関する米国政府の政策は一貫しており、変わらないと強調した。
「人民網日本語版」2002年3月3日