先般、五輪向けの広告業のブランド確立座談会が開催された。席上、中国広告協会の楊培青会長は「五輪大会と広告・メディア産業は非常に密接な関係がある。五輪大会は世界で最大規模のイメージづくりのイベント、情報広報イベントであり、イメージづくり、文化オリジナリティ、広告発信、展覧と展示、広報運営、メディア発表など、広告産業の関連分野でさまざまなニーズが掘り起こされている。中国の広告産業はこのチャンスをとらえ、北京五輪のためにさらなる高品質のサービスを提供し、広告産業のトータルなレベルアップを目指し、突破的な発展を実現することになっている」と語った。
北京五輪組織委員会新聞広報部の王恵副部長によると、北京五輪の開催日が日一日と近づくにつれて、北京五輪組織委員会は国内外で広告広報イベントを催し、北京五輪の波及効果をよりいっそう広げることを目指している。北京五輪大会の工事や広報項目のなかでは、広告企業の参与を必要とするものもたくさんある。北京五輪にサービスを提供することを通じて、中国の広告産業はトータルなレベルを引き上げることにもなろう。広告企業が内外における五輪向けの広告・広報をサポートし、五輪広報映画の作成と企画に力を入れ、公益広告のための協力をめぐってのイベントを開催することになっている。
関係筋によると、北京五輪組織委員会と中国広告協会は2007年に提携をはじめ、国内の広告業界や社会全体に向けて、五輪公益広告のクリエイティブ作品の募集を行うことになっている。
「チャイナネット」 2006年9月7日