国家発展改革委員会の張国宝副主任は11日、第7回中米石油・天然ガス工業フォーラムに出席し、以下のように発言した。
「中国経済の急速な成長はエネルギー消費を増加させるため、一定量の石油輸入が必要となるだろう。だが中国の石油輸入量は、世界全体の石油取引量の6%前後に過ぎない」
「2005年の中国石油消費量は3億1700万トンで、うち輸入は1億3600万トンだった。輸入量は前年に比べて、わずかに減少している。このことからもわかるように、中国は国内に軸足を置き、開発と節約を共に重視しつつ、節約を優先させる方針を実施している。このほか、中国はエネルギー供給において石炭を十分に利用するとともに、新エネルギーや再生可能エネルギーを積極的に発展させ、石油の代替製品開発に力を入れている。また、エネルギーの生産構造および消費構造を改善するための政策・措置を採用し、輸入石油への依存度の引き下げにもある程度成功した」
「人民網日本語版」2006年9月12日