米国企業は現在、中国国内で20の天然ガス調査・開発合弁プロジェクトを実施しており、投資額はあわせて約50億ドルに上ることがわかった。国家発展改革委員会の張国宝副主任が11日、「第7回中米石油・天然ガス工業フォーラム」の席上で明らかにした。
張副主任は中・米両国の企業が天然ガス分野で協力し、お互いに利益を得ているとし、「中国は天然ガス分野で米企業に対し積極的な開放姿勢をとってきた」と述べた。
同委員会のデータによると、米国石油会社が関与した中国の海底油田プロジェクトの原油生産量は2005年、1553万トンに達し、中国の海底油田総生産量の56%を占めている。
「われわれは米国を含めた各国企業との国際協力を強化し、相互利益の原則と国際慣例に則り、国際的な天然ガス資源の調査・開発と協力に参与していく」と張副主任は語った。
「人民網日本語版」2006年9月12日