中国保険監督委員会が発表した『2005中国保険市場年次レポート』によると、改革開放政策実施以来、中国の保険業は25%を上回る年平均伸び率で良好な発展の勢いを保っており、国民経済の中で最も好調な業種の1つとなっている。
「第8次五カ年計画」(1991~1995年)、 「第9次五カ年計画」(1996~2000)および「第10次五カ年計画」(2001~2005年)期に、中国保険市場の保険料収入の伸び率はいずれも同じ時期のGDP成長率を上回るものとなった。この権威のある統計レポートでは、2005年における国全体の保険業務収入は4928.4億元、一人当たり年平均保険掛け金は379元、保険料収入のGDPに占める比率は2.7%で、2000年と比べて、それぞれ2.1倍、2倍、0.9ポイント増となった。
中国保険業務収入の世界ランキングにおける順位も2000年の16位から2005年の11位に上がった。保険会社の総資産は1兆5296.3億元に達し、2000年と比べて3.6倍増となった。
中国で、保険市場の運営状況を全面的に反映したレポートが作成されたのは今回が初めて。金融監督部管理部門にとっても、この種のレポートの作成は初めての試みであった。
「チャイナネット」2006年9月14日