西蔵(チベット)自治区人民政府新聞弁公室は13日に記者会見を開き、青蔵鉄道の開通から2カ月間に読者の関心が高かった4つの問題について回答した。
(4)各種ホテルの宿泊費は安定しているのか。拉薩(ラサ)市内のホテル宿泊費が急騰しているとの話があるが。
▽西蔵自治区発展改革委員会の金世洵主任
わたしはみなさんに、自治区は各種ホテルの宿泊費に十分関心を払っていると責任をもって言える。7月と8月の両月、拉薩市および各地のホテル宿泊費に明らかな上昇は見られなかった。
現在西蔵には一定水準以上のホテルが71軒、その他各種の宿泊施設が535軒あり、合計で客室が1万6852室、ベッドが3万9144人分ある。7月に観光ピークに入ってからの客室稼働率は平均87%前後で、ほぼ需給バランスが取れている。宿泊費の変動は正常の範囲内に抑えられ、大幅な変動はなく、ましてや宿泊費の暴騰といった問題は見られない。現在、各地で新たなホテルが建設されており、来年はより良い施設とサービスを提供できるだろう。
「人民網日本語版」2006年9月14日