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中日合同の内蒙古沙漠縮小事業に目立った成果

内蒙古自治区赤峰市・烏蘭敖都(ウーランアオジュ)の砂漠化防止事業は、中日の国際協力プロジェクトで120万元余りを投じ、砂地の緑地化、草地減少防止、アンズ園建設、水田用防護林の植付け、科学技術を利用したモデル農家のサポートなどを行ってきた。中国科学院瀋陽応用生態研究所の烏蘭敖都砂漠化試験所が明らかにした。

これまでに整備された砂地の面積は約133ヘクタール以上、約67ヘクタールの緑化に成功した。ほかに水田用の防護林は総延長7キロになり、植樹20万株、各種モデル農家10万戸以上などさまざまな成果が見える。

同じ国際協力プロジェクトではほかに、民間の教育支援事業「希望工程」に資金と物資を無償で援助している。小学校に教育施設を贈り、文化交流をしているほか、経済的に厳しい農牧畜業の家庭に子どもの学費援助も行っている。さらに科学技術教材や科学普及資料の贈呈、現地の農牧畜家庭の若者に対する科学技術教育、文化教育など多くの活動が含まれ、住民の貧困からの脱出と現地経済・文化の発展を促進している。

日本の麻布大学などの機関が1994年、中国内蒙古の砂漠緑化協力グループを立ち上げ、合計24回にわたり専門家を始めとした400人余りが烏蘭敖都を訪れた。中国科学院瀋陽応用生態研究所の烏蘭敖都砂漠化試験所のチームと長期の協力関係を続け、科爾沁(コルチン)砂地の縮小、草地生態系、牧畜業経営などを対象に研究を重ねている。

「人民網日本語版」2006年9月17日

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