中国海軍の艦隊は18日午前10時半のサンディエゴ軍港入港前に、米軍との合同捜索救難演習を実施する。「中国新聞網」が報じた。
ミサイル駆逐艦「青島」と総合補給艦「洪沢湖」からなる中国艦隊は、パール・ハーバーへの4日間の寄港を10日に終了している。米太平洋艦隊の最新型ミサイル駆逐艦「Chung-Hoon」と編隊を組み、ハワイ近海で初の合同海上通信演習を実施し、捜索救難合同軍事演習に向けた協調体制を順調に整えた。
編隊・通信・捜索救難など非従来型安全保障分野における両国海軍の合同演習は、両国による対テロ合同軍事演習の一部。これは両国首脳間の共通認識の実行であり、郭伯雄・中央軍事委員会副主席が7月に訪米した際の両軍の合意事項の1つでもある。
中国海軍は1997年に初めて、サンディエゴに寄港している。
写真(上):ミサイル駆逐艦「青島」
写真(下):総合補給艦「洪沢湖」
「人民網日本語版」2006年9月18日