国務院の朱鎔基総理は3月5日午前の政府活動報告で、今年度の活動の全般的な要請について次のように述べた。
ケ小平理論と党の第十五回大会の精神を指針として、江沢民同志の重要な「七・一」講話と党の十五期五、六中全会の精神を一歩すすめて着実に貫徹し、「三つの代表」の要請にしたがい、複雑で変化に富む国際政治・経済情勢を正しく把握し、前進途上のさまざまなリスクを防ぎ止め、困難を乗り越え、それによって経済と社会の安定を保つこと。内需拡大方針の実施を堅持し、引き続き改革を深化させ、開放を拡大し、構造調整を速め、市場経済秩序を整頓し、規範化させ、経済成長の質と効率を高め、国民経済の持続的でスピードの速い、健全な発展と社会の全面的な進歩を促すこと。精神文明の建設、民主制度・法制の整備と党の組織建設を着実に強化し、政府の職能を転換させ、団結して奮闘し、勤倹をむねとして国づくりに励み、改革開放と現代化をめざす建設の新たな成果をもって党の第十六回大会を迎えることである。
「人民網日本語版」2002年3月6日