2008年北京オリンピックのメインスタジアムとなる国家体育場(鳥の巣)は17日、仮設の足場が取り除かれ、外観の鉄骨部分が完成した。今回取り除かれた足場の総重量は1万4千トン。計78カ所の撤去ポイントが設けられ、ジャッキ156台が使われた。作業はCPUによるコントロール方式を採用、統一した命令で自動的に、かつ同時に撤去する方法で行なわれた。「鳥の巣」は観客9万人以上を収容でき、北京オリンピックの開閉幕式の舞台となる。また、陸上競技種目とサッカーもここで行なわれる。「鳥の巣」は2007年10月にすべて完成する予定。
「人民網日本語版」2006年9月18日