SK―IIは、問題が指摘された製品と領収書を持参した消費者に返品手続きを行うと発表したが、返品手続きに訪れた一部の消費者からは不満の声が上がっている。「東方早報」が伝えた。上海市の各大型百貨店のSK―II専売カウンターは、開店と同時に返品を求める消費者の対応に追われている。同ブランドの製品に疑いを持った消費者が、返品対象の9商品以外も返品するよう求め、カウンターの販売員と口論になっている。問題となっているもう一点は、「空瓶」の返品が可能かどうか。
同社の広報担当者は、社内規定により返品対象商品は問題となっている9種類に限るが、対象商品だと証明できれば、空瓶でも返品を受け付けると述べた。また、17日の返品総数については企業秘密につき、公表できないとした。
「人民網日本語版」2006年9月19日