国家新聞出版総署は20日、年内にも中国国内で「インターネットゲーム熱中防止システム」の設置を行うことを明らかにした。ネットゲーム経営者は、新聞出版総署が発表した「ネットゲーム熱中防止開発基準(試行)」に基づき、必ずユーザーの過度な熱中を防止するシステムを設置しなければならない。また、ネットゲーム会社は同「基準」に基づき、それぞれに熱中防止システムを開発・設置することができる。
近年、未成年がネットゲームに熱中しすぎて学業をおろそかにするケース、さらには犯罪に走るケースが急速に増加しており、社会問題となっている。ネットゲームの熱中防止システムは、これらの問題に対処するために開発されたものだ。同「基準」によると、ゲームユーザーがオンラインしてから3時間以内は正常にゲームができるが、3時間以上5時間以内はゲームの経験値とアイテムの収益が半減し、5時間以上になるとこれらを獲得できなくなるという。
「人民網日本語版」2006年9月21日