外交部の26日の定例会見で、秦剛報道官がSK-II問題について質問に答えた。
――中国は日本で製造された化粧品SK-IIから重金属が検出されたと発表したが、本当に中国の化粧品検査基準に抵触していたのか。中国は日本の化粧品と他の国の化粧品を、同一の基準で検査しているのか。日本製品には、より厳しい検査基準を適用しているのではないか。また、いくつかの日本の食品は、以前から認可されていたのに、今になって輸入を禁止された。関係部門の措置について、外交部はどう受け止めているか。中国の最近の一連の反応は、日本の「ポジティブリスト制度」導入への報復措置ではないのか。
あなたが今質問された問題は、いずれもわたしが回答すべきものではない。わたしは、化粧品や食品衛生の基準問題の専門家ではない。中国には権威ある品質検査機関がある。そちらに問い合わせるべきだ。
「ポジティブリスト制度」については、あなたは1つの問題を別の問題とリンクさせているようだが、過敏な反応ではないか。中国は、科学的な基準と客観的な事実に基づいて決定を下している。
「人民網日本語版」2006年9月27日