中国天主教(カトリック教)最大規模の神哲学院、中国天主教神哲学院が28日、北京市大興区で落成した。神哲学院とは神学・哲学の最高学府を意味する。
学院の敷地面積は4.8ヘクタールで、教学棟、学術発表ホール、図書館、宿舎などが建ち、その面積は約2万平方メートルに達する。国内外の教授24人が教鞭を取る予定だ。
中国天主教神哲学院は1983年9月に初めて設立され、カトリックの聖職者養成の最高学府として、これまでに10回、合計419人の学生を募集している。中国天主教はこのほかに、瀋陽、上海、武漢、西安、成都などの地に5箇所の地域的な神学院を設立している。
「人民網日本語版」2006年9月30日