北京市農業局は3日、内蒙古自治区包頭市産の家きん類とその製品、および他の省市からの幼鳥の北京への流入を一時停止すると発表した。「京華時報」が報じた。
国家鳥インフルエンザ参考実験室は29日、包頭市で高病原性鳥インフルエンザ(H5N1亜型)が発生したことを確認。家きん985羽が死亡し、8990羽が処分された。現在、感染拡大は効果的に抑え込まれている。牛有成副市長率いる農業局、衛生局、工商局の検査員は2日、北京市内の養鶏場、自由市場、家きん類の進入経路などを検査した。
連休中も北京市動物防疫部門の職員が、2千万羽余りの家きん類の免疫、感染状況の監視、産地の検査、処分・検疫などの作業を秩序よく進めている。道路・鉄道・航空輸送の検疫も24時間態勢で継続されている。
「人民網日本語版」2006年10月4日