西蔵(チベット)自治区観光局は9日、青蔵鉄道開通後初の国慶節(建国記念日、10月1日)連休中に国内外からチベットを訪れた観光客は、前年同期比2割近く増えたことを明らかにした。中国新聞社が伝えた。
同局の最新データによると、国慶節連休期間に国内外から西蔵を訪れた観光客は、前年同期比19.4%増の延べ26万5800人、観光収入は8689万元(同18%増)に達した。
上海、広州と拉薩(ラサ)を結ぶ旅客鉄道が連休中に開通したことで、北京、西寧、成都などを含め全国7都市から直通列車が運行されるなど、西蔵へのアクセスは大幅に改善された。
青蔵鉄道の開通と、西蔵観光におけるソフト・ハード両面の環境が改善されるにともない、国慶節連休は西蔵観光業に「小春日和」が訪れた。関係者は「オフ・シーズンがオフにならない」見込みが高いと予想している。
「人民網日本語版」2006年10月10 日