上海市環境保護局などの部門が新たに制定した「サービス産業行政許可公聴規則」では、周囲住民の生活に影響を与える恐れのあるビューティサロン、沐浴(浴場)、足浴などのサービス業は、公聴を実施する範囲に組み込まれる。「東方早報」が伝えた。
今後これらのサービス内容を提供する店舗は、営業を開始する前に公聴会を開き、地域住民や専門家などの意見を参考にし、反対意見が多ければ開業ができなくなる。
これと同時に今年新たに制定された「上海市建設項目環境影響評価補充目録」(第二版)においても、上記のサービス業は、環境影響評価の行政許可範囲に入るとし、汚染防止や排出基準のクリアなどが条件となる。
ここ数年は市場参入の基準が緩和され、上海の娯楽サービス産業は無秩序に成長しているとの指摘がある。
「人民網日本語版」2006年10月12日