中国国民党の連戦名誉主席は17日、両岸農業協力フォーラムの記者会見で次のように述べた。
国共両党共催の第1回農業協力フォーラムは円満に閉幕し、われわれの予想が完全に実現して、今後の両岸(大陸部と台湾)の農業協力に新たな1ページが開かれた。
両岸の平和連動、発展協力は、一貫して中国国民党の既定政策だ。昨年から、国共両党の5つの共通認識を基礎に、経済、貿易、農業などで次々と疎通と協力が展開されていることを大変喜んでいる。これは正しい方向であるとともに、実務的な方法であり、両岸人民の共通利益に合致している。われわれはこの立場を保ち、引き続き両岸の交流と協力を全力で進めていく。台湾島内の混乱など別の要因に影響されることは決してない。
(国共両党の2年近くの疎通と協力について)国共両党は両岸の交流と協力への努力において、時代と歴史の潮流に順応し、また民意に呼びかけてきた。現在両岸は、経済貿易、科学技術、情報産業、交通、観光のいずれにおいても協力の実績がある。われわれは、このモデルを他の分野にも適用する自信があり、いつか必ずより良い成果を上げられるものと信じている。
「人民網日本語版」2006年10月18日