全人代の代表ら、民間資本の活性化について助言
 

中国は当面、民間貯蓄が7兆元となっており、住民の保有している現金、国債などを加えれば、民間金融資本の実際的な存在量が10兆元となったが、休眠の状態にあることがわかった。この現象は全国人民代表大会の注目を集めている。

 上海の馬桂寧代表は「いち早く措置を打ち出して、民間資本を生かすことで内需をけん引すべきだ」と述べ、「政府報告は内需の拡大と養成により、消費と投資による牽引力を形成させるよう示唆した。住民貯蓄を含めて民間資本をいかに活性化するかは我々がよく考えるべきものだ」と訴えた。江蘇の赫波代表は「独占は民間資本に支障を来した」と分析した。同氏の話によると、伝統的な業界は競合が日増しに激化し、収益性がますます弱まり、投資の余力がほとんどなくなっているのに対し、将来性が明るく、回収率の高い産業は独占の色彩が厚く、民営企業や民間資本の参入を阻んでいるという。

2002/03/12

 

 
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