中国の軍関連機関が主催する東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(中国、日本、韓国)の武装部隊による射撃大会が17日、北京で開幕した。同大会には計13カ国から105人が参加し、ASEAN+3の軍事スポーツ分野での初めての交流活動になった。中国新聞社が伝えた。
総参謀部軍訓・兵種部の陳照海副部長(少将)は開幕式でのあいさつの中で、「ASEAN、中日韓の軍隊間交流の強化は、友情、理解、信頼を相互に深めるのにプラスになる。軍事スポーツは軍隊間の友好関係発展に向けた実務的な協力分野であり、各国軍の仲間がそれぞれの軍用銃を携えて中国に集まるのは、対立のためでなく、友情を発展させるためだ」と述べた。
今大会は19日まで行われ、インドネシア、日本、韓国は視察のみ。その他の10カ国はいずれも選手チームを派遣し、中国からは11人が参加している。
「人民網日本語版」2006年10月18日