10月17日午後、「中国人教職員訪日代表団」についての説明会とその歓送会が北京21世紀飯店で開催された。
日本大使館広報文化センター主任である井出敬二公使が説明会と歓送会を主宰し、訪日代表団のメンバーと教育部の担当官らが出席し、中日両国の教育について意見を交換した。訪日団のメンバーのほとんどにとっては日本訪問は始めてなので、この説明会を通して、日本の概況、特に日本の教育状況に対する知識をさらに深めることができた。
この中国人教職員の訪日プロジェクトはACCU(Asia/Pacific Cultural Centre for UNESCO)国際教育交流事業の一環として実施されるものである。中日両国政府の協力による中国人教職員訪日プロジェクトに基づき、中国各地の140人の中等学校(高校を含む)と小学校の教師が、10月18日から31日にかけて訪日することになっている。
この訪日団は東京を訪問し、学校見学の後、五つの代表団に分かれて、それぞれ高知県、埼玉県、岐阜県、千葉県、山口県に赴き、各県の学校を訪問し、各県の教育施設を見学し、日本の教職員や学生たちと交流することになっている。最後に、五つに分かれていた代表団が関西で合流し、大阪、奈良でユネスコ世界文化遺産を見学したあと帰国することになっている。
「チャイナネット」2006年10月19日