「市民が外国語を話す」イベントの組織委員会によると、今年公布された「道路交通の2種類の言語標識の英語翻訳基準」に次いで、北京の観光名所、ビジネス施設、体育館など9種類の公共施設の2種類の言語標識の英語翻訳基準も今年末までに逐次に公布されることになっている。来年末までに、北京市の公共施設の主な標識が規範化されることになっている。
「市民が外国語を話す」イベントの組織委員会副主任の劉洋氏によると、2006年から2007年にかけて、北京市で公共施設における2種類の言語標識の規範化を推し進めるため、43の機構、16の政府部門と関係部門からなる作業指導グループが設置され、道路交通、観光名所、ビジネス施設、文化施設、地下鉄とバス、医療衛生、体育館、環境衛生施設と総合類など10種類の公共施設の2種類の言語標識の英語翻訳基準を定めることになっている。
そのほかに、一部の2種類の言語標識をさらに細分化する必要があり、例えば観光名所と商店、レストランのメニューの英語訳なども規範化する必要があると見られている。
そのため、北京市政府外事弁公室は、大学の教授らをはじめとする30人の内外の専門家を標識規範作業指導グループの専門家顧問として招聘した。現在、9種類の公共施設における2種類の言語標識の英語訳基準で最初の原稿もすでに完成しており、今年末までに公布され、北京市の地方基準になる見込みである。これで来年末までに、北京市の公共施設の主な標識が規範化されることになるわけである。
「チャイナネット」2006年10月23日