北京の香山公園によると、現在香山の紅葉の変色率は30%近くで、いよいよ最高の見頃を迎える。
今年は珍しくて暖かい天気が続いたので、紅葉の変色のスピードに影響し、最高の観賞期はこれまでの年より2週間も遅れることになると見られている。13日、香山公園の紅葉祭りの開幕いらい、先週末には、紅葉を観賞する人たちの数がはじめてのピークを迎えた。
「夜の気温が10度を下回ると、紅葉の変色も速くなる」と、香山の紅葉観測部門の人が語っている。10月23日は霜降の節気だったので、低い気温は紅葉の変色にもプラスとなった。来週より、夜の気温はたいてい10度より低くなると見られているので、紅葉の変色速度はさらに速くなり、来週末の変色率は50%近くになるとされる。
香山の紅葉は、従来は11月の上旬で終わるのに対して、今年は11月の中旬まで続くことになろう。紅葉の変色が遅いので、今年は観賞に来る人の数が昨年同期ほど多くないが、木の葉が赤くなるにつれて、今週末には紅葉を観賞する人の数が激増することが予想されている。
「チャイナネット」2006年10月24日