青蔵鉄道では、列車の安全運行のために全線を封鎖式鉄道にする計画が進んでいる。現在、関連の工事を担当する会社が沿線に防護柵を設置・補強しているという。北京の日刊紙「京華時報」が、青蔵鉄路公司が24日明らかにした情報として伝えた。
同鉄道は、今年7月1日全線が開通し、西蔵(チベット)および沿線地域の経済や社会の発展に大きな役割を果たしているが、沿線の農牧地の牛や羊が線路上に現れることが、運行の安全性確保にとって悩みとなっている。一部では野生動物や家畜が防護柵を乗り越えたり、ぶつかって壊したりして線路上を走り、列車の走行に影響を与えている。
「人民網日本語版」2006年10月25日