サッカーファン注目のU-21親善試合・中国対日本に先立ち、関連機関が共同で企画した両国の選手・大学生による交流イベントが東京で開催され、もう一つの話題を呼んだ。中国新聞社が伝えた。
このイベントは中日韓3国のサッカー協会と関連機関によるもので、サッカーと文化の友好交流活動の一環として行われた。
赤と青のユニフォームをまとったU-21中国代表と日本代表は24日、両国の大学生約100人と交流した。中国のオリンピック代表チームのラトミール・ドゥイコビッチ新監督と賈秀全氏が率いるメンバーが会場に一番乗り、サッカーファンの目を引きつけた。大学生はそれぞれの「憧れの人」と会話し、サインをもらい、記念撮影を楽しんだ。U-21日本代表も続いて登場し、テーブルごとに分かれ中国代表選手や大学生達との会話が弾んだ。今回招待された大学生のサッカーファンは全員、相手国の言語学習者から選ばれたため、大学生達は両国選手間の「通訳」役を自然に務める形となった。
その後、中国の王毅駐日大使、日本サッカー協会の川淵三郎キャプテンなど有名人も会場に姿を見せた。王毅大使は、中日韓3国は一衣帯水の隣国であり、3国の若者が一致団結することで、2008年北京オリンピックが史上最高のオリンピックとなるよう期待していると語った。
写真(1):サッカーファン注目の的、ドゥイコビッチU-21中国代表監督
写真(2):握手、歓談する中日のU-21代表選手
「人民網日本語版」2006年10月25日