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元日本兵、成都で謝罪の旅 平和講演も

旧日本軍の元兵士・塩谷保芳氏は30日、成都での謝罪の旅をスタートさせた。塩谷氏は30日午前、建川博物館紅色広場で、貴重な日本軍侵略の遺物4点を博物館に寄贈した。内訳は、軍服1セット、日本軍の軍刀1本、日本A級戦犯東條英機の写真1枚、成都空襲前の日本空軍兵の記念写真1枚。これらはすべて、塩谷氏が日本で自費収集したものだ。寄贈後、塩谷氏と12名の元抗日戦争中国兵は元中日兵座談会を行った。四川「華西都市報」が伝えた。

塩谷氏は記者に対し、中国に謝罪にやって来た元日本兵は自分ひとりではないと語った。塩谷氏は1985年、約5年の準備期間を経て、60数名の元日本兵を引き連れ、中国へ謝罪の旅にやって来た。山東省の学校に楽器を贈呈したのを皮切りに、毎年20カ所、5年間で同省の計100校に楽器を贈呈した。しかし時間の経過とともに、その年に中国へ謝罪に来た元兵士のほとんどがこの世を去り、中国謝罪の旅を組織できる可能性も減ってきたため、塩谷氏は個人で中国謝罪の旅をすることとした。塩谷氏は、自分の命がある限りは、懺悔(ざんげ)の心を持ち、謝罪を続け、健康に問題がなければ、来年も中国に来ると語っている。「謝罪を通じて、私の心の平静が保たれる」と塩谷氏は心境を述べた。

予定では、塩谷氏は31日午後2時、西南民族大学で「歴史を鑑(かがみ)として、永遠に平和を守る」というテーマで講演を行う。86歳の誕生日にあたる11月1日、塩谷氏は夜7時に成都図書館2階多目的ホールで一般講演を行う。11月2日午後2時には、西南空港で講演する予定。

「人民網日本語版」2006年10月31日

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