日本で5カ所目、九州で初めての孔子学院となる「立命館アジア太平洋大学孔子学院」が来年4月、立命館アジア太平洋大学(APU)に開設される。日本を訪問中の教育部の李衛紅副部長と武亜朋・駐福岡総領事はこのほど、同学院の協定書調印式に出席した。
李副部長は調印式であいさつし、次のように述べた。
孔子を代表とする儒教文化は、東方文明の重要な構成要素であり、「和」を中核とするその思想・理念は、現在の地球の平和的発展や調和した世界の構築にとって重要な指導的意義をもつ。孔子学院の開設は、中国語と中国文化の普及を通じて、中国と世界各国の人々との相互理解と友情を深めるものであり、世界の平和と調和の発展促進にとって重要な意義をもつ。2005年に日本初の孔子学院が立命館大学に開設され、今またAPUにも開設されることになった。立命館が中日の友好関係と教育交流の強化において、長期的展望をもち、情熱を傾けていることに賛辞を送る。
武総領事は「福岡総領事館も駐日本大使館教育処と密接に連携して、APU孔子学院の発展に助力したい」と述べた。
「人民網日本語版」2006年10月31日