先月27日に株式上場を果たした中国工商銀行の初日終値は、香港証券取引所のH株が1株3.52香港ドル(約52円)、上海証券取引所のA株が1株3.28元だった。この終値で計算すると、発行済み株式の時価総額は1391億ドルに達し、同行は世界で第5位、アジア地域で最大の上場銀行になった。同行が明らかにした。
時価総額の1~4位は上から順に、シティバンクグループ、バンク・オブ・アメリカ、HSBC(香港上海銀行)ホールディングス、JPモルガン。
現在の世界の上場銀行上位10行の本社所在地は、工商銀行のほかは、米国が5行、英国が2行、スイスと日本がそれぞれ1行ずつとなっている。
「人民網日本語版」2006年11月1日