国家発展改革委員会と国際エネルギー機関(IEA)が共催した中国―IEA石油安全研究討論会が30日と31日の2日間、北京で行われた。中国の第1期国家石油備蓄基地の建設が順調に進んでいることが報告された。「中国新聞社」が伝えた。
世界の石油市場の不確定性から考えて、石油供給のリスクを抑えるために石油備蓄能力を高めることは非常に重要なことであるとの考えで、会議参加者は一致した。IEAは、中国が石油備蓄システムを構築することは、中国および世界のエネルギー安全保障を保つうえで重要だとした。中国とIEAは石油市場のデータと分析および石油備蓄の状況についてさらに交流していくことで合意した。
「人民網日本語版」2006年11月1日