商務部の崇泉報道官は2日北京で、「中国はアメリカを含むWTO加盟国が、中国の知的財産権保護の面で収めた進展と成果を正視してほしい」と述べた。
報道にると、アメリカ、日本とEUが近いうちにWTOに提訴し、知的財産権の侵犯に対する取締りを強化するよう中国に要求することが明らかにされた。
崇泉報道官はこれについて、「WTO加盟後、中国政府は司法の強化や知的財産権保護に関する知識の普及などの面で効果的な措置を取り、すでに大きな進展を遂げた」とした上で、「中国側はアメリカを含む一部の国が中国の知的財産権保護に疑問を持っていることに気づいた。これは中国の知的財産権保護の状況をあまり理解していないからである。中国は各国との話し合いを強め、理解を増進し、この面における交流と協力を強めていきたい」と語った。
「CRI」より2006年11月3日