中国・アフリカ協力フォーラムの第3回閣僚級会議が3日、北京で開催された。中国とアフリカ48カ国の外相および経済協力部長が会議に出席したほか、24カ国際組織・地区組織の代表が視察員として開幕式に参加した。国務院の呉儀副総理は開幕式のスピーチのなかで、「中国政府を代表して会議の開催に対し祝賀の意を表す。中国とアフリカが外交関係を樹立して以来50年間、両国の伝統的な友好協力関係が盛んに発展してきたことを称揚する。」と述べた。
会議では、第2回閣僚級会議以後の活動について外交部の李肇星部長が実行状況の報告をし、審議が行われたほか、薄熙来・商務部部長が中国・アフリカの経済貿易協力についてスピーチを行った。
会議に参加した各国代表は積極的に発言を行い、中国・アフリカの伝統的な友好関係をたたえた。また、第2回閣僚級会議以後の活動については一致して満足した結果を得たとし、今後も協力して努力し、フォーラムの枠組み内における友好協力を推進していくことで合意に達した。
会議は「中国・アフリカ協力フォーラム北京サミット宣言(草案)」、「中国・アフリカ協力フォーラム―北京活動計画(2007年~2009年)(草案)」、「中国・アフリカ協力フォーラム北京サミット日程(草案)」を審議の上可決し、これらの草案を北京サミットに提出して審議することを決めた。
このほか、第4回閣僚級会議は2009年にエジプトで行うことが決まった。
「人民網日本語版」2006年11月4日