北京の金融業の生産額は、今年上半期に460億元に達し、地区生産総額の13%を占める。
調べによると、北京には中央金融部門と大型国有金融機関以外に、▽外資系銀行の支行25カ所、▽外資系銀行の代表処80カ所(うち10カ所はすでに人民元業務の取り扱いを行っている)、▽外資証券機関の代表処39カ所、▽北京にある外商独資と合弁保険会社17社、▽外資保険機関の在北京代表処87カ所――がある。
北京市は、都市機能の位置付けと「北京市第11次5カ年計画期間における金融業発展計画」に則り、さまざまな機能が集まった金融機能区の形成に力を入れていく。すでに▽多くの金融監督管理部門、国内の大型金融機関と大型国有企業本部が集まる金融街▽国際的に有名な外資金融機関と仲介機関が集まる中央商務区(CBD)▽創業投資が集まる海淀西区――などの金融集合区が初歩的に形成されており、それぞれが重点をもった商務センター構造を作り出している。
「人民網日本語版」2006年11月6日