国家発展改革委員会・高新技術(ハイテク)司の許勤司長は、5日に開かれた「2007年中国業種発展報告会」の席上で、「中国はオリンピック誘致時の承諾に基づき、2008年のオリンピック開催都市で3G(第3世代移動通信システム)サービスを提供する。ユーザーは3Gサービスを利用してオリンピックの観戦ができるようになる」と述べた。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。
3Gサービスに関する政府の具体的な計画について許司長からの詳しい説明はなかった。先週発表された国産3Gサービスに関する計画では、2008年のオリンピックで競技が行われる北京と青島もサービス圏内に含まれている。
現在の進展状況から見ると、今年末か来年初めまでには、政府は正式に初の3Gライセンスを発行する見込みだと業界関係者は見ている。
「人民網日本語版」2006年11月6日