「2007日本中華年」組織委員会は8日、ホテルニューオータニ東京で記者会見を開き、「2007日本中華年」と、そのメインイベントである第9回世界華商大会の内容と準備状況をメディアに紹介した。
第9回世界華商大会組織委員会の黄耀庭委員長は、同大会を2007年9月に日本で開催することを発表。「2007日本中華年」という呼称については、大会以外にも知名度向上のため、約1年間にわたって大会のテーマと趣旨に関わる諸活動を実施するために命名したと説明した。組織委員会は、これらの活動を通じて、世界の華僑・華人間、中国系商人と日本国民の交流が促進されることを希望している。
2007日本中華年では、(1)今日9日、横浜国立大劇場で開催される「中華年記念音楽会」(2)来年春に開催される旅行・音楽・書画活動「春の旅」「春の音」「春の色」(3)来年9月に神戸で開催され、世界各地の中国系商人2千人余りが参加する「世界華商大会」――などが催される。また、世界華商大会の開催前後には、「黄金99日間」として、「徐福記念活動」「ミス中華世界大会日本公演」「遣隋使中国渡航1400周年記念遊覧船旅行」「中華年北京ウィーク」などが催される計画だ。
記者会見では、第9回世界華商大会のイメージ大使に、第11回全日本国民的美少女コンテストでグランプリを受賞した林丹丹さんを任命することも発表された。林さんは中国系で、日本人を父に、中国人を母にもつ。
写真:第9回世界華商大会組織委員会の黄耀庭主席(右)、蒋暁松執行委員長(左)、イメージ大使に選ばれた林丹丹さん(中)
「人民網日本語版」2006年11月9日