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敦煌 月牙泉の治水工事間近、水位回復へ

 

国家開発銀行(CDB)からの貸付金2000万人民元の交付に伴い、甘粛省敦煌の三日月形のオアシス・月牙泉では水位保護に向けた応急治水工事がまもなく始まる。青い波が漂う美しい月牙泉の復活に望みが出てきた。甘粛省敦煌市の関係部門が12日明らかにした。中国新聞社が伝えた。

水資源の開発利用が、1980年代から年々高まったことにより、1987年~1997年の10年間で、月牙泉の水域面積は13.5畝(約0.9ヘクタール)から8.5畝(約0.57ヘクタール)まで縮小し、最も深い水位は4.2メートルから2メートルにまで下がった。甘粛省の地質環境監測院の専門家が、2006年4月25日から実地監視測定を行ったところ、月牙泉の水位は2005年同時期よりも19.5センチ下がっていることが明らかになった。

今回の応急治水工事には計4千万元が投資される。工事は月牙泉の自然風景区のもとの姿をできる限り保つという前提のもと、適当な措置を講じて、月牙泉の水位を維持・回復させる。

「人民網日本語版」2006年11月14日

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