温家宝総理(中国共産党中央政治局常務委員)は13日午後、中国文学芸術聯合会の第8回全国代表大会と、中国作家協会の第7回全国代表大会に出席する代表と面会し、経済情勢報告を行った。報告で温総理は次のように述べた。
1つの国家が現代化を実現し、世界各民族の中で抜きん出るためには、経済発展と生活改善だけでなく、民主法制、精神文明、国民の資質、道徳的な力が必要だ。
中国の社会主義社会が現在抱える主な矛盾は、依然として、人々の日増しに増長する物質文化へのニーズと、立ち後れた社会生産力の間の矛盾だ。文学芸術を発展させ、人々の文化的資質を引き上げ、人々の向上精神を鼓舞し、経済発展と社会進歩を推進することが、きわめて重要な課題となっている。
文芸事業に対し、いくつか要求がある。第1に、真善美を追求し、発揚すること。第2に、思想を解放し、「百花斉放、百家争鳴」の方針を貫徹すること。第3に、文学芸術家は、強い社会的責任感を持つこと。
「人民網日本語版」2006年11月14日