世界銀行は北京で14日、中国の経済成長率についての予測を発表した。2006年は10.4%で据え置かれ、07年は9.6%に引き上げられた。中国経済の見通しは依然として明るく、経済の過熱化の現象は見られないとしたが、巨額な貿易黒字が中国経済の直面する最大の問題になっているとした。
世界銀行は今年に入って3度も06年中国の経済成長率予測を引き上げており、07年の予測引き上げも今回で3度目となる。年初に8.5%、次いで9.3%と予測していたものをさらに9.6%に引き上げた。
引締め措置により投資の伸びが落ちてから、中国のGDP成長率は第2四半期の11.3%から第3四半期は10.4%に低下しているが、輸出の成長は輸入の成長を大幅に上回りつづけている。中国の10月の貿易黒字は過去最高の238億3千万ドルに達し、中国の外貨準備高も世界第1位となった。
「人民網日本語版」2006年11月15日