地元の生態環境改善、貧困家庭の収入増を目指す中日友好幸福サジ林栽培モデル基地の建設がこのほど甘粛省の永登県でスタートした。
栽培モデル基地は段階をわけて5年間に2万㌶植林することを計画しており、現在第1段階の栽培作業がすでに始まっている。栽培作業が全部完了した後、2015年に豊作期を迎えることになる。
甘粛省の永登県は土壌流失がひどい黄土高原に位置し、気候が乾燥し、地味がやせているので、植木のほとんどは活着しにくい。サジは黄土高原での栽培に適しているばかりでなく、防風、水分と土壌の保全、生態系改善などの面での役割も顕著で、果実も相当な収益をもたらすもの。
2006年7月、中国人口福利基金会、日本2050組織責任者が相次いで甘粛省に来て視察し、永登県を栽培基地として選んだ。
「チャイナネット」2006/11/16