黄菊副総理は15日、香港銀行組合の代表団と上海で面会し、金融開放政策について次のように述べた。
中国政府は金融の対外開放において、世界貿易機関(WTO)加盟時の承諾事項を真摯に履行し、銀行業の外国為替業務、人民元業務、自動車ローン業務などの対外開放を期日通り実現しており、最近もまた新たな外資銀行管理条例を打ち出した。中国政府は現在も金融面の各改革を揺るがず進め、WTO加盟時の承諾に従い、引き続き金融の対外開放を進めている。
中央政府はこれまでと同様に、香港系銀行の大陸部での業務展開を支持し、引き続き香港の金融監督機関と緊密に協力し、香港金融業の独自の強みを十分に発揮し、香港系銀行の大陸部における落ち着いた経営を共に促進していく。
「人民網日本語版」2006年11月16日