国内初の屋上緑化資格育成クラスが14日に開校し、北京市園林緑化局・屋上緑化関連業務責任者の楊志華氏は次のように述べた。
北京市は第四環状道路以内において、すでに建物が屋上緑化に適するかどうかの調査を終え、今年の12月から2007年3月まで実地調査を行う。
全ての建物の屋上が緑化に適するわけではない。1平方メートルあたり150キロの重さを支えきれない建物や、防水層が老朽化した屋上、まもなく取り壊される予定の建物、財産権がはっきりしない建物などは調査の中で排除された。このほか、一部の屋上は平屋根から三角屋根に改築するのに適し、一部の屋上には絵画を描くのに適しているなど、調査の結果明らかになったこともあった。
北京園林科学研究所が行った衛星の遠隔撮影によるデータによると、北京第四環状道路内にある18メートル以下の建物の平屋根屋上面積は6900万平方メートルに達する。専門家らの予測によると、緑化条件に適する屋上の総面積はその約3分の1で、約2000万平方メートルに達するという。
「人民網日本語版」2006年11月16日