外交部の定例会見で16日、姜瑜報道官が質問に答えた。
――中日外相がハノイで会談し、歴史共同研究の実施について合意したが、歴史問題において両国には大きな隔たりがある。この問題で双方が、意見をある程度統一できる可能性はあると思うか。
両国学術界の歴史共同研究の問題についてだが、双方は安倍首相の訪中時に発表した共同プレスコミュニケで、その年内の開始を定め、現在、積極的に準備を進めているところだ。
中日外相会談が本日あったが、わたしはまだ最新の状況を把握していない。われわれ外交部新聞司も会談に参加したので、あなたがたがベトナムに派遣した記者が最新情報を得ているのではないか。
中日関係は双方にとって、重要な2国間関係の1つだ。われわれは日本側と共に努力し、各分野の交流と協力を全面的に推進し、中日関係の健全で安定した発展を促していきたい。
「人民網日本語版」2006年11月17日