全国人民代表大会常務委員会の呉邦国委員長は、「中国は経済の建設を中心として、調和の取れた社会構築を加速する方針を堅持していく」と強調した。
呉邦国委員長はこのほど、河南省で実地調査を行い「中国は経済の建設を中心に、社会主義の調和が取れた社会の構築に力を入れ、経済と社会の協調した発展を促していく。この目標を実現させるには、民衆が最も関心を寄せる直接の、かつ現実的な利益の問題解決から始め、すべての人々、特に農村部と都市部の低収入者に改革発展の成果を受けさせるべきである」と述べた。
呉邦国委員長はまた、「調和の取れた社会を構築するには、発展が必要である。このために、中国は、社会生産力の発展に力を入れ、豊かな物質的基礎を固めるべきである」と強調している。
「CRI」より2006年11月19日