地下スペースについて考える国際学術大会が18日、北京で開催された。中国工程院(工学アカデミー)の銭七虎院士などの専門家によると、北京の地下鉄ネットワークは2020年には19路線となる計画で、総延長はニューヨークを超えて世界一の561.5キロになるという。市街地には15路線が通り、総延長は425.7キロ。現有の地下鉄2号線に次ぐ第2環状線の建設が計画されている。中関村ハイテク街、中央ビジネス街、オリンピック公園など、将来的に北京の中心となる地域を結ぶ。
残りの路線は2つの環状線から北京の各郊外地域に伸びる。また長期の計画には、市内を南北に貫くメインラインの形成も含まれている。
「人民網日本語版」2006年11月19日