長江三峡ダムが156メートルの貯水を達成した後、水位の上昇で、往時の暗礁や危険な早瀬が消え失せ、長江の航行条件が著しく改善された。
現在の三峡の夜景、船が行き来し、明かりの光が五色にきらめく。
三峡ダムの上流にある湖北省秭帰県の鳳凰山には、復旧された三峡の古い民家と三峡ダムとがすばらしいコントラストをなしている。
鳳凰山に移され復旧された地上の文物は、青灘江涜廟(長江の水の神様を祭る廟)、古い民家、帰州の古い城壁など20カ所もあり、復旧した文物の数、規模とその集中ぶりは全国でもトップといわれ、中国地上文物復旧博物館ともいわれている。
「チャイナネット」2006年11月21日