河南省王屋山世界地質公園は太行山の南麓、河南省済源市の北部にあり、総面積は867平方キロで、裂谷構造などの景観を主とし、典型的な地質切断面、古生物化石景観を補助的なものとし、生態系が人文とコントラストをなしていることを特色とする地質公園である。
公園内の山は典型的なもので、稀に見るものでもあり、系統的で完ぺきなものである再生不可能な地質遺跡は地殼や地球の歴史を研究するうえでもってこいの場所となっている。
公園内に露出している3つの部類の数百種もある岩石と4類数10種の鉱物によって「天然の地質陳列館」となっている。王屋山の天壇山は中国でも世界でも稀に見る地質遺跡であり、地質科学研究、科学普及と観光資源の大きな宝庫であり、中国の地形の典型的な縮図である。
地質公園は天壇山、黒竜峡、三峡と西灘という四つの景観区からなる。
「チャイナネット」2006/11/21