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広東省丹霞山世界地質公園

丹霞山地質公園は広東省韶関市北東部の仁化と曲江の二つの県が接する地帯にあり、面積は290平方キロ。世界では赤い陸相砂れきによってできた赤みのかかった断崖を特色とする地形は丹霞地形とも称され、丹霞山はこのような特殊な地形によってこのように名付けられることになった。

丹霞山は南嶺山脈南側の山間の盆地にあり、大小さまざまな石峰、石のとりで、石塀、石柱が380余もあり、主峰である巴寨の海拔は618メートル、山峰の多くの海抜は300~400メートルで、形がさまざまである。丹霞山は「中国赤石公園」とも称され、昔から嶺南一帯一の奇異な形の山といわれてきた。

美しい自然の景観のほか、よく保存されている生態環境と山の頂上、谷間の原始生態群落及びかなりの樹齢の木々・名木といわれる樹木と野生動物を目にすることができる。

丹霞山の開発の歴史も長く、人文景観も豊かである。丹霞盆地の南西の果てには著名な馬壩人(ネアンデルタール人)の頭骨の化石の遺跡が発見され、早期のホモサピエンスを研究するうえで重要な糸口となっている。獅子岩にある石峡文化遺跡は6000年前の新石器時代後期の古人類文化遺物である。

「チャイナネット」2006/11/21

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