「中国文化フェスティバル」の一環として、中国文化部と在日本中国大使館の主催による「中日文化フォーラム2006」が21日、東京で行なわれた。日本の文部科学省の池坊保子副大臣、中国の王毅駐日大使が挨拶をした。「文化産業の未来」と「中日文化交流のための新展開」などのテーマを巡って、中国対外文化交流協会の劉徳有常務副会長、チケット販売で日本最大手・ぴあ株式会社の矢内広代表取締役会長兼社長など両国の文化産業界の人々が講演や討論を行なった。
劉常務副会長は講演の中で、「中日両国の文化は相互同一性が高く、文化産業分野での相互補完性が強いことから、協力の見通しは非常に明るいものだ」とし、▽両国が文化産業分野の技術開発と応用で協力を強化する▽文化産業の人材養成で協力を展開し、同分野の提携の潜在力を掘り起こし、文化・サービス貿易を強化し、大規模な文化産業への投資プロジェクトを共同で進める――べきだとの意見を述べた。
「人民網日本語版」2006年11月22日