世界保健機構( WHO)が2005年から開始していた「中医臨床指南」の編集は、中国医学の基本専門用語と針灸のつぼの位置の基準化が終わり、眼科と腫瘍の2項目の骨組みも完成間近となった。中国中医科学院が22日に発表した。WHOと中国はこのほど、共同で「指南」の編集作業会議を開き、次の作業段階について検討した。
WHO版「中医臨床指南」はWHOが提唱した標準的、国際的な中国医学の臨床実践に関する指導的な文書。「指南」は中国科学技術部の支持を得ており、中医薬学界の専門家が中心となり、日韓などの専門家の協力を得て編集されている。
「人民網日本語版」2006年11月23日