「人権を尊重、促進し、調和のとれた世界を構築する」をテーマとした国際人権シンポジウムが24日、北京で閉幕した。会議に参加した代表は3日間の討議を経て、「人権の発展を促すことは調和のとれた世界を築く有効な方法だ」との意見で一致した。
会議の期間中、代表たちは人権促進と調和のとれた世界の構築との関係を議論し、「調和のとれた世界は奥深い科学的内容を持つ。世界で多くの不調和な現象は人権が十分に尊重されず、保障されないことによるものだ。人権問題には、各国は平等に取り組み、文化と人権の発展の多様性を認め、他の国と他の民族の独特な歴史文化の伝統を尊重しなければならない」との考えでまとまった。
このシンポジウムは中国人権研究会の主催によるもので、20近くの国から70人以上の専門家、学者、政府高官が参加した。
「CRI」より2006/11/24